輸出製品の事故に備える
あいおいニッセイ同和損保の海外PL保険
海外PL保険とは、輸出した製品が日本国外で人にけがをさせたり物を壊したりして、製造・販売した会社が損害賠償責任を負ったときに備える保険です。タフビズグローバルPLは英文約款を使い、訴えられたときは引受保険会社が弁護士の手配や示談交渉を行います(防御対応が法的に許される国に限ります)。
「まずは資料だけ」というご依頼も承ります。
海外PL保険とは
海外PL保険(海外生産物賠償責任保険)は、日本から輸出した製品が原因で、日本国外で他人がけがをしたり物が壊れたりしたときに、製造・販売した会社が負う法律上の損害賠償責任を補償する保険です。タフビズグローバルPLは、この海外PL保険の補償内容を定型化した商品です。
国内のPL保険(生産物賠償責任保険)は、原則として日本国内で起きた事故が対象です。輸出品など海外のリスクは、海外PL保険で引き受けます。
日本国外の事故が対象
適用地域は「日本を除く全世界」です。国内のPL保険は原則として日本国内の事故が対象なので、守備範囲が分かれています。
英文約款で、保険会社が防御
国際的に通用する英文約款を使います。訴えられたときは、引受保険会社が弁護士の手配や示談交渉を行います(法的に許される国に限ります)。
請求を受けた時点の契約で補償
損害賠償請求ベースです。遡及日以降に起きた事故で、保険期間中に損害賠償請求を受けたものが対象です。
数字で見る、タフビズグローバルPLの基本条件
支払限度額は円建てと米ドル建てから選べます。免責金額(自己負担額)は設定しません。
支払限度額
(1事故・保険期間中)
最大5億円
5千万円から5億円まで6段階。米ドル建ては50万〜500万米ドルです。身体の障害と財物の損壊に共通の限度額(CSL)で設定します。
免責金額
(自己負担額)
なし
損害賠償金などの支払いにあたり、自己負担額は設定しません(製品回収費用限定補償特約は除きます)。
遡及日
最大10年
初年度契約の始期日の10年前まで遡って設定できます。遡る年数に応じて初年度の保険料は割増になります。
ひとつでも当てはまれば、検討をおすすめします
- 自社製品を、北米・欧州・アジアなど海外へ輸出している
- 直接は輸出していないが、納めた部品や製品が完成品メーカーを通じて海外で売られている可能性がある
- 海外の販売店や取引先から、英文の賠償責任保険への加入を求められている
- 国内のPL保険には入っているが、海外で起きた事故が対象になるか確かめていない
- 海外から訴状や召喚状が届いたとき、誰に連絡し、誰が対応するかを決めていない
タフビズグローバルPLの3つの柱
海外PL保険(輸出した製品が日本国外で事故を起こしたときの賠償責任に備える保険)の補償内容を定型化した商品です。
Liability
海外での賠償責任を補償
日本国外で、生産物や据付作業の結果が原因で他人の身体の障害や財物の損壊が起き、法律上の損害賠償責任を負担したときに保険金をお支払いします。
- 損害賠償金(任意の和解金を含みます。罰金・懲罰的賠償金などは除きます)
- 争訟費用(訴訟費用や弁護士報酬など)
- 国内PL保険では対象外となる不良完成品・不良製造品の損害も対象
Defense
訴えられたら、保険会社が防御
損害賠償請求を受けたときは、被保険者の協力を得ながら、弁護士の手配や被害者との示談交渉などを引受保険会社が被保険者に代わって行います(防御対応が法的に許される国に限ります)。
- 世界各地のクレームエージェント(損害調査代理店)網で事故を調査
- 防御対応の費用は保険会社が弁護士・裁判所などへ直接支払い
Partners
取引先もまとめて補償の対象に
貴社が承認した海外の販売業者は、名前を書かなくても自動的に被保険者(補償を受けられる人や会社)になります。
- 海外販売業者:記名不要で包括的に被保険者に(販売業者としての通常業務に限ります)
- 国内の下請製造・加工業者、国内の輸出商社:特約で10社まで追加できます(保険料は割増)
規模に応じたコンサルティング
輸出額の規模に合わせて、支援の範囲とレビューの頻度を決めます。区分は当社の目安です。
| 規模区分(当社の目安) | 主な課題 | 主な支援 |
|---|---|---|
| 輸出額 5億円以下 | 初めての海外PL保険。取引先から加入を求められた。 | 輸出先と製品の棚卸し、支払限度額の比較案(3案)、遡及日の整理 |
| 輸出額 5億〜20億円 | 仕向地が複数。商社経由と直接輸出が混在。 | 仕向地別の輸出額の整理、追加被保険者の設計(10社まで)、取引先の付保要請の整理 |
| 輸出額 20億〜50億円 | 北米向けがある。限度額の引き上げを求められる。 | 北米向けを考えた限度額の設計、事故時の連絡体制づくり、定型外の引受への橋渡し |
タフビズグローバルPLは、対象製品の輸出額(把握できない場合は国内売上高)が50億円以下の会社が対象です。
海外で通じる英文約款
海外の事故は、現地の取引先・被害者・弁護士とのやり取りになります。だからこの保険は、日本語の約款を英訳したものではなく、最初から英文でつくられた約款を使います。
ISOの標準約款がベース
米国で損害保険の標準約款をつくる団体ISO(Insurance Services Office, Inc.)の2013年版標準約款をもとに作成しています。
取引先の要請に対応
海外の販売業者など取引先から求められる保険に対応するため、国際的に広く通用する英文約款を使っています。
費用は限度額の内枠
争訟費用などの費用は、損害賠償金と合わせて支払限度額の範囲内(内枠)で支払います。限度額の設定が重要です。
海外で起こりうる製品事故
製品の種類が違っても、「欠陥が原因で、人がけがをした・物が壊れた」という構図は共通です。
運搬中に車両の欠陥が原因で貨物が倒れ、近くにいた人が亡くなった。製造会社が損害賠償を求められる。
店舗の火災で建物や什器が焼けた。店主は、店内の事務機器の欠陥が出火原因だとして製造会社を訴えた。
電子レンジで加熱した容器に幼児が触れ、やけどを負った。容器の設計や表示が問われる。
上記は保険会社の資料にある事例をもとにした一般的なイメージです。実際の保険金のお支払い可否は、約款とご契約内容によります。
資料請求からご契約まで
資料請求・ご相談
フォームから貴社名とご連絡先を送るだけです。輸出先や製品が分かれば備考欄にお書きください。
調査シートの記入・お見積もり
「告知事項申告書兼調査シート」に、対象製品・仕向地別の輸出額・安全管理体制などをご記入いただき、お見積もりを作成します。
ご契約
支払限度額と遡及日を決めてご契約です。保険期間は1年間です。
よくあるご質問
海外PL保険は必要ですか?輸出額が小さくても必要ですか?
自社では直接輸出していません。対象になりますか?
支払限度額はどのように決めればよいですか?
海外PL保険の保険料はいくらですか?
国内PL保険に入っていれば、海外の事故も補償されますか?
引受保険会社:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/取扱代理店:那由他保険テクノロジーズ株式会社
「タフビズグローバルPL」は海外生産物賠償責任保険(海外PL保険)定型プランのペットネームです。本ページは「タフビズグローバルPL」の概要を説明したものです。ご契約にあたっては必ずパンフレット・重要事項説明書をご確認ください。
輸出製品の賠償リスク、
まずは資料とお見積もりから
仕向地と輸出額の目安が分かれば、お見積もりの準備を進められます。
数字がそろっていない段階のご相談も承ります。
輸出額と保険料の規模をうかがい、必要な支援の範囲からご提案します。