あいおいニッセイ同和損保 タフビズグローバルPL(海外PL保険)

対象となる企業・製品と引受条件

タフビズグローバルPLは、海外PL保険の補償を定型化した商品です。そのため、契約できる会社や製品、被保険者の範囲に一定の条件があります。お見積もりの前に、貴社が当てはまるかをご確認ください。

Eligibility

契約できる会社

日本国内から海外へ輸出・販売される生産物を扱う、日本国内に所在する製造業者や輸出商社などで、対象製品の輸出額が50億円以下の会社が対象です。輸出額が把握できない場合は、国内売上高で判断します。対象製品が複数ある場合は、すべての対象製品の合計額で判断します。

直接輸出していなくても、完成品メーカーの製品になるなどして、結果として生産物が海外に流通する可能性がある会社(下請製造業者、OEM製造業者など)も対象です。

条件内容
所在地日本国内に所在する会社
規模対象製品の輸出額(把握できない場合は国内売上高)の合計が50億円以下
契約者保険契約者と記名被保険者(この保険の主たる被保険者)は同じ会社です
対象外海外で製造・加工・組立を行う海外の事業者(現地で営業する保険会社での手配が必要です)

更新時に輸出額が50億円を超えた場合は、タフビズグローバルPLでは継続できません。海外PL保険での検討になります。

Insureds

補償を受けられる人と会社(被保険者)

被保険者とは、この保険の補償を受けられる人や会社のことです。

自動的に対象:役員・従業員

記名被保険者が法人の場合、その役員(役員としての職務に限ります)と従業員(職務の遂行中の行為に限ります)も自動的に被保険者になります。

自動的に対象:海外の販売業者

貴社の製品を販売する、貴社が承認した日本国外のすべての販売業者が、記名なしで被保険者になります。販売業者としての通常業務に限ります。

特約で追加:国内の協力会社(10社まで)

追加被保険者特約で、国内の下請製造・加工業者や国内の輸出商社を10社まで追加できます。会社名の記載が必要で、保険料は割増になります。10社を超える場合はこの商品では引き受けられません。

追加した協力会社は、貴社のため、または貴社に代わって行った生産物・部品・作業に限り被保険者になります。協力会社が貴社と関係なく独自に輸出した製品による事故は対象外です。

図解:誰を被保険者にできるか

  • 完成品メーカー(D社)が契約する場合:国内の部品メーカーA社・B社・C社と輸出商社E社は、追加被保険者特約で追加できます(記名が必要・10社まで)。D社が承認した海外の販売業者F社・G社は、自動的に被保険者になります(記名不要)。
  • 輸出商社(E社)が契約する場合:追加被保険者特約で追加できる会社はありません。E社が承認した海外の販売業者F社・G社は、自動的に被保険者になります。
Covered Products

保険の対象となる製品の決め方

保険の対象とする製品は、事故のときに範囲で疑問が出ないよう、英文で具体的かつ明確に特定し、保険条件明細書に記載します。たとえば「自動車用のオーディオ機器およびカーナビゲーション」なら「Audio Components for Automobile and Automotive Navigation System」のように記載します。

原則として、引受の対象となりうるすべての製品を対象にします。特定の製品だけに絞った引受ができる場合もあります。製造時期で区切った引受(例:「始期日以降に製造した製品」)は行わず、すでに市場に流通している製品も対象にします。

製品の販売に関連して貴社が行う据付作業も、完成作業として対象になります。販売後のサービスや修理は含みません。現地の業者(日本法人の現地子会社を含みます)が行う据付作業は対象にできません。

Not Eligible

お引き受けできない場合

  • 過去5年間に、日本の国内外で、対象製品による事故について損害賠償請求を受けている
  • 対象製品による事故、または事故のおそれを認識している
  • 対象製品の輸出額(または国内売上高)の合計が50億円を超える
  • 国内の協力会社を11社以上、追加被保険者にしたい
  • 日本国外の事業者として契約したい

タフビズグローバルPLで引き受けた契約の更新でも、上の1つ目・2つ目にあたる場合は原則として継続できません。条件によっては海外PL保険(定型外の引受)での検討になります。

Excluded Products

対象にできない製品

次の製品は、タフビズグローバルPLの保険の対象にできません。

  • 医療用具・器具、体外検査薬、医療用試薬、衛生材料(歯科用を含みます)
  • 医薬品、生薬、漢方薬、体内移植用の医療器械・器具・材料、治験、動物用医薬品など
  • 医療用の計測器・電子応用装置、動物用の医療機械・器具
  • スキューバダイビング、パラシュート、ハンググライダー、パラグライダー用品
  • 石綿(アスベスト)、アスベスト関連製品
  • たばこ、農薬・殺虫剤・殺菌剤、マッチ・ライターなど、火薬類・花火、武器・弾薬・砲弾
  • 自動車・自動二輪車など(完成車製造の一過程としての架装業を含みます)
  • 自動車・自動二輪車用部品のうち、駆動・制動関連、シートベルト、チャイルドシート、エアバッグ。タイヤ、チューブ
  • 航空機(人工衛星、ロケット、宇宙船を含みます)とその部品
  • ヘルメット、防毒面、救命具などの人体保護用器具・装置

保険料の計算に使うリスク区分(製品の分類)は、国内PL保険と同じです。上記以外の多くの工業製品、機械、電子部品、日用品、食品などは対象になりえます。製品の分類はお見積もりの際に確認します。

Premium Basis

保険料の決まり方

保険料は個別に算出します。このサイトでは具体的な金額は掲載していません。

保険料は、次の事項をもとにオンラインで算出します。

  • 対象製品の仕向地別の輸出額(把握できない場合は国内売上高)
  • 支払限度額
  • 遡及日
  • 割引・割増の有無(安全管理体制、特約の有無など)

仕向地は「北米(米国・カナダ)」「欧州・豪州(オーストラリア・ニュージーランド)」「その他の地域」「仕向地不明」の4つに分けて、直近の会計年度(1年間)の輸出額を申告します。事業開始から1年未満の場合は、事業計画上の見込み額を使います。

安全管理体制の申告内容によって、割引が適用されます。確認する項目は次の4つです。

  • ISO9001・ISO14001・ISO22000、HACCPのいずれかの認証を取得している(一部の事業所・部門での取得を含みます)
  • 対象製品の品質を管理する部署、または品質管理責任者を置いている
  • 広告・販促物・取扱説明書などを、PL問題の担当部門または法務部門が審査し、その記録を確認できる
  • 対象製品のクレームへの対応方法を文書で定めている

追加被保険者特約を付ける場合、新規契約で遡及日を始期日より前にする場合は、保険料が割増になります。リスクの状況に応じて保険料が調整されることもあります。仕向地と支払限度額に応じた下限保険料も定められています。

保険料は、契約時に把握できる直近の会計年度の数字で計算して確定させる方式です。保険期間の終了後に実績で精算する手続きはありません。

FAQ

よくあるご質問

輸出額が分からない場合はどうしますか?
輸出額が把握できない場合は、対象製品の国内売上高で判断し、保険料も国内売上高をもとに計算します。仕向地ごとの内訳が分からない場合は「仕向地不明」として申告できます。
製品の一部だけを対象にできますか?
原則はすべての製品を対象にしますが、リスクの逆選択のおそれがない場合は、特定の製品に限った引受ができることがあります。製造時期で区切った引受はできません。
部品を納めている協力会社も補償の対象にできますか?
国内の下請製造・加工業者や輸出商社は、追加被保険者特約で10社まで追加できます。会社名の記載が必要で、保険料は割増になります。
海外の販売代理店を被保険者に追加する手続きは必要ですか?
不要です。貴社が承認した海外の販売業者は、包括追加被保険者特約(海外販売人)が自動でセットされるため、記名しなくても被保険者になります。
過去に海外でクレームを受けたことがあります。加入できますか?
過去5年間に対象製品の事故で損害賠償請求を受けている場合や、事故またはそのおそれを認識している場合は、タフビズグローバルPLではお引き受けできません。状況をうかがい、引受保険会社に確認します。
現地で据付工事も行います。対象になりますか?
製品の販売に関連して貴社が行う据付作業による事故は対象です。販売後のサービスや修理、現地の業者(日本法人の現地子会社を含みます)が行う据付作業は対象外です。
ISOを取得していないと加入できませんか?
加入できます。ISOなどの認証取得は、保険料の割引に使う安全管理体制の確認項目の1つです。

引受保険会社:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/取扱代理店:那由他保険テクノロジーズ株式会社
「タフビズグローバルPL」は海外生産物賠償責任保険(海外PL保険)定型プランのペットネームです。本ページは「タフビズグローバルPL」の概要を説明したものです。ご契約にあたっては必ずパンフレット・重要事項説明書をご確認ください。

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