Our Perspective

保険業界における私たちの視点と戦略

いま市場で何が起きていて、私たちはそれをどう読み、〈承継・AIオペレーション・組成型流通〉の3軸で何をするのか。那由他の市場理解と、代理店事業の合流を受けとめる考え方をお伝えします。

保険は、社会と事業の挑戦を支えてきた仕組みです。その流通のかたちが、いま大きく変わろうとしています。

結論から言えば──那由他は〈承継〉〈AIオペレーション〉〈組成型流通〉の3軸で、縮小ではなく『再設計』として保険流通に向き合っています。その理由を、市場の構造変化からご説明します。

私たちは、この変化を悲観していません。むしろ、保険が本来の役割──挑戦を前に進める基盤──を取り戻す機会だと捉えています。このページでは、私たちが見ている市場の構造変化と、それに対する那由他の戦略を、できる限り率直にお伝えします。

Structural Changes

市場で起きている、3つの構造変化

独立に見える3つの変化は、同じ一つの転換の別の側面です。

01

Change 01

代理店市場の縮小と再編

損害保険代理店数の推移を示すグラフ(2014年度末204,990店から2024年度末140,138店へ、10年連続減少。縦軸は14万店から表示)

※縦軸は14万店から表示(0起点ではありません)。実数の減少率は約−31%です。

損害保険代理店の数は10年連続で減少しています。後継者不在による廃業に加え、保険会社の代理店政策の見直し・経営統合により、再編の流れは今後も続くと見ています。

それが意味すること:お客さまの保険ニーズは残り続けるのに、担い手が減っていく。「誰が、どんな品質で引き継ぐのか」が業界全体の課題になります。

出典:日本損害保険協会「2024年度損害保険代理店統計」をもとに当社作成

この構造変化を公的統計で詳しく分解した分析は Market Insight(保険流通構造分析) をご覧ください。

02

Change 02

規制・ガバナンスの高度化

Amendment 2026年 保険業法改正

比較推奨販売の説明・記録義務、体制整備、自己点検──代理店に求められる募集品質の水準は年々上がっており、2026年の保険業法改正でさらに高度化します。これは本来、お客さまの利益のための正しい変化です。

それが意味すること:規制対応は「人手と紙」では支えきれない領域に入りました。テクノロジーで品質管理を仕組み化できる代理店と、そうでない代理店の差が開いていきます。

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Change 03

AIの実用域への到達

Generative AI 実用域へ到達

募集文書のチェック、意向把握の支援、不備の検知。生成AIは、有資格者の判断を「代替」ではなく「補強」できる水準に到達しました。保険オペレーションの生産性と品質を、同時に高められる時代の入り口にいます。

それが意味すること:これまでトレードオフだった「品質」と「効率」が、初めて両立可能になりました。ただしAIに任せきる設計では募集品質は守れません。人とAIの分担設計こそが鍵になります。

Our Read

私たちは、この変化をこう読んでいます。

3つの変化を、那由他は"縮小"ではなく"再設計の始まり"として読みます。

01

Read 01

縮小ではなく、再設計が始まっている。

代理店数の減少は、保険流通の「終わり」ではありません。品質を仕組みで担保できる担い手への集約──つまり流通の再設計です。受け皿の質が、これからのお客さま体験を決めます。

02

Read 02

保険は「売る」ものから「組み込む」ものへ。

保険が単体の商品として売られる時代から、事業や商品・サービスの中に組み込まれて届く時代へ。保証や付帯のかたちで、保険は企業の事業設計の一部になっていきます。

03

Read 03

人とAIの分担設計が、品質の差になる。

AIが定型業務を担い、人が提案と判断に集中する。この分担を正しく設計した組織だけが、規制水準の高度化と人材不足の時代に、募集品質と生産性を両立できます。

The Receiving Platform

受け皿に必要なのは、規模だけではない。

代理店事業の合流で問われるのは、契約を引き受ける規模だけではありません。更新、保全、事故対応、比較推奨の記録、保険会社との協議、顧客への通知、従業員の経験。ここまで移せるかどうかです。那由他が「継ぎ手」を名乗るために揃えてきたものを、四つに分けて示します。

01

保険代理店として、顧客対応を担う

那由他は保険代理店・保険テック企業として、法人リスク、福利厚生、生命保険・損害保険、付帯保険の領域を扱っています。合流後も、お客さまの更新・保全・相談対応を続ける前提で協議します。

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移管を運用で受ける

保険オペレーション部、事業提携部、募集品質・コンプライアンス部が、契約移管、更改管理、証券管理、顧客データの整理、比較推奨販売の記録、保険会社の監査対応を分担します。

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AIは募集人を置き換えない

Automarisが支えるのは、更新対象契約の抽出、案内文の作成、募集文書のチェック、不備の検知、記録・監査ログの下準備です。お客さまへの提案、比較推奨の説明、最終判断は有資格募集人が行います。

04

合流後の顧客価値を広げる

法人のお客さまには、労災上乗せ、サイバー、D&O、福利厚生、付帯保証など、今の契約では拾いきれていないリスクも必要に応じて整理できます。合流は関係の終わりではなく、次の提案につながる入り口です。

Our Strategy

だから那由他は、3つの軸で動いています。

3つの読み筋それぞれに、3つの軸で応えます。

Axis 01

承継による事業基盤の拡大

代理店の合流は、契約を集める手段ではありません。更新、保全、事故対応、比較推奨の記録、保険会社との協議、顧客への通知までを、次の体制へ移す仕事です。那由他は、事業提携部、保険オペレーション部、募集品質・コンプライアンス部、AI基盤開発本部を組み合わせ、店主が守ってきたお客さま対応を続けられる受け皿をつくります。

代理店事業の合流を相談する

Axis 02

オペレーションのAI化

自社開発のAIエージェント Automaris で更新・保全・不備検知を自動化。引き継いだお客さまへのサービス品質を、仕組みで高めます。

AI-Native Operations

Axis 03

組成型・付帯型の保険流通

企業の商品・サービスに保険と保証を組み込み、「組み込まれる保険」の流通をつくる。保険を事業開発の手段に変えていきます。

Insurance BizDev

3つの軸は、互いを強くします。承継で広がる顧客基盤が、AIオペレーションの品質改善を加速し、組成型ソリューションの提案機会を生む。この循環こそが、私たちの事業の設計図です。

WHERE WE ARE HEADED

日本発の、AI-Native な
保険流通プラットフォームへ。

保険とテクノロジーで、挑戦の前提を変え、共に未来を拓く。私たちはこのミッションを、保険流通の再設計という形で実行していきます。

Change the Premise, Together.

お客さまとして、パートナーとして、仲間として。
私たちと前提を変えていきませんか。

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